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月が…とても眩しい ――月明かりの下で――(月城) 不二は一人、大きな木の枝に腰掛けながら月を見ていた。 未だ見つけることができない、自分の思い人の事を思って。 「冬夜…。君は、どこにいるんだい?」 守りたい人がいるんだ。 いつも明るくて、強気で、自分の意志を貫くことができる強い人。 それ故に儚くて、でも決して弱さを他人には見せない、 そう、まるで月のような人なんだ。 こんなこと言うと、君は即座に笑って否定するだろうね。 「冬夜…。」 君は今無事なんだろうか。 それだけが心配だよ。 せめて居場所さえわかれば、どんな危険が待っていようと駆けつけるのに。 君を抱きしめて、その存在を肌で感じて、この胸に抱える不安を早く消し去りたいんだ。 僕の、愛しい人…。 こんなことになるんだったら、もっと早くにちゃんと気持ちを伝えるんだった。 今まで散々アプローチはしてきたけど、恋愛に関しては鈍い君のこと。 きっと気付いていないだろう? 僕が気持ちを伝えたら、君はどんな反応をするかな。 クス、さすがの僕でも想像できないや。 君はいつも僕の予想以上の行動を取るからね。 「冬夜…。会いたい…。」 どうか、無事でいて。 必ず僕が見つけるから。 瞳を閉じて 『月』に、静かに祈った。 冬夜、君に伝えたいことがあるんだ…。 END バトテニ中の不二の心境です。 彼はずっと月城の事を探しているんです。 |